平塚ロータリークラブ(清水孝一会長)の60周年記念講演会で、ジャパネットたかた前社長の高田明氏(現・エーアンドライブ社長)が講演し、「未来ばかりを考えても明日は変わらない。過去も変えられない。その瞬間瞬間を一生懸命努力し続け、今を生きる習慣を身につけて欲しい」など人生訓を語った。講演会は12日、ラスカ平塚のホールで開かれた。
高田氏は25歳で、長崎県にある実家のカメラ店を手伝うために帰郷。地元放送局で試みたラジオショッピングが「1年かけて売れない台数が5分で売れた」というほどの盛況ぶりだったことから、ラジオやテレビ、チラシなどを活用した通信販売網を全国に広げた。
「伝えたつもりでも伝わっていないと売れない。日常生活でも伝えたつもりになって、上手くいかないケースは多いでしょう」とコミュニケーションの大切さを強調。「伝えるのは非言語の力が6割ともいわれるが、その通り。表情は豊かにしてください」「相手の考える間をとりながら話す」「大事なことは繰り返し伝えて」など、身振り手振りを交えながら相手に物事を伝えるコツを語った。
また、佐世保市の本社に番組収録のためのスタジオを作ろうと考え、ノウハウのない中で周囲の反対を押し切って見事に実現させた経験を紹介。高田氏は「気力を持って考えれば5%の可能性が100%になる。出来ない理由を捨てさり、出来る理由を膨らませていけば、絶対にできる」と力強く語っていた。
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