湘南ベルマーレの第33節はホームでカマタマーレ讃岐と対戦し、バイアが決めた虎の子の1点を守り抜き完封勝利、J2リーグ通算250勝を達成した。
湘南のスタメンは出場停止の山田直輝に代わって、6月3日の長崎戦以来となる神谷優太を先発で起用。久しぶりにスタメンに名を連ねた神谷に対し、ゴール裏から「この試合にすべてをかけろ」と背中を押すエールが送られた。
試合は序盤から湘南ペース。プレスを仕掛けて讃岐を自陣に押し込み、神谷もフリーキックや積極的なクロスで見せ場をつくる。
試合が動いたのは前半32分。右サイドのショートコーナーから受けた奈良輪がゴール前にクロスを供給。バイアが相手DFに体を掴まれながら頭で押し込み先制する。神谷が真っ先にバイアの元に駆け寄り、2試合連続ゴールを祝福した。
後半20分過ぎから試合運びは一転。金旭中出身の馬場賢治を中心に攻撃を組み立てる讃岐が攻め込んだ。しかし決定的なピンチは少なく、1対0で終了。9戦負けなしとした湘南だが試合後、曺貴裁監督は選手を青いリンゴに例え、「赤くもなっていないのに、自ら下に落ちようみたいなプレーが多い」と戦う姿勢に釘を刺した。
湘南は勝ち点70に到達し、アビスパ福岡が3位に転落となった。残り9試合で2位に浮上したVファーレン長崎との勝ち点差は11。次節は23日、敵地で現在17位の京都サンガFCと対戦する。
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