医療・介護関係者らを対象にした勉強会「平塚市在宅医療人材育成セミナー」が11日、市保健センターで開かれ、およそ70人が参加した。在宅医療・介護連携支援センターの主催。
セミナーでは、医師や看護師、介護支援専門員、ケアマネジャーらが参加してグループワークを行った。強皮症を患い在宅医療を希望する独居女性に対して、医療・介護の両面からどのようなケアができるかなど、2つの架空事例をもとに意見を出し合い、発表した。
発表の際には「最期を自宅で迎えたいという本人の意志は尊重されるべき」という意見が多く聞かれ、あるグループは「医療と介護の支援の隙間を作らぬよう、両者の十分な意見や情報の共有が大切」と横の連携を強調していた。
セミナーを主催した在宅医療・介護連携支援センターは、今年10月に平塚栗原ホーム(立野町)内に設置。地域包括ケアシステム構築にむけ医療と介護関係者を対象にした研修会を定期的に開く。センターの担当者は「今後もセミナーを重ねて顔の見える関係作り、より良い支援のあり方を追求したい」と話している。
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