湘南ベルマーレは19日、J2リーグ第42節でFC町田ゼルビアと対戦し、1対1で引き分けた。この結果により勝ち点83とし、24勝11分7敗の成績で今シーズンを終えた。
直近3試合で勝ち星のない両チーム。前線からプレスをかけて序盤は主導権を奪い合った。最初に決定機を迎えたのは湘南。前半9分、流れるような連携から、齊藤が放ったシュートは相手GKが好セーブ。
ここから次第に攻撃のリズムを崩すと32分、フリーキックから先制点を奪われる。細かいパスミスが目立ち始めた41分、指揮官が立て直しに向け山根に代えて藤田征を投入する。
後半に入ると湘南が反撃。左サイドで高山薫から途中出場の端戸へ繋ぐと、ゴール前でボールをキープ。相手DFを引き寄せて折り返したパスに、走り込んだ山田が右足で押し込んで同点に追いつく。その後は決定機をつくれず、追加点を奪えないまま終了。来シーズンに課題を残す結果となった。
試合後はセレモニーが行われ、キャプテンの高山が「来季はJ1の舞台でみなさんと勝利のダンスを踊ることが重要になる。来年も熱い声援をよろしくお願いします」とあいさつ。
また曺(チョウ)貴裁(キジエ)監督は謝辞を述べた後、「今年のチームは本当に強いチームではなかった。ただ彼らは常に前向き。チームの批判をしたり、自分だけが良ければという選手は1人もいなかった。彼らを誇りに思います」と選手を称えた。
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