神奈川大学経営学部、飯塚重善ゼミの学生が、老舗乾物店の長谷金本店(千石河岸)と新商品「鍋だしパック」を開発、11月24日・25日の同店催事にあわせ試飲販売を計画している。
同ゼミは今年、地元企業にビジネスプランを立案しながら、商取引の現場を学びたいとして、近隣の企業や商店会、行政と協力。商品開発やイベント運営などに関わっている。
長谷金本店では、若者世代の顧客開拓を目論み、インスタグラムのページ開設を提案、店の魅力を発信して100人を超えるフォロワーをつかんでみせた。
また、同店のセールイベントに向けた商品開発も挑戦。鰹や昆布の出汁を手軽に取れる出汁パックの商品化を同店に持ちかけた。「一人暮らしの学生も自炊をしてもらえるように考えた」と学生リーダーの今野健太郎さんは話す。若者に好まれやすい濃いめの味に仕立て、パッケージもデザイン。催事での試飲販売にも取り組む。製造した200パックの完売が目標だという。
同店の長谷川守社長は「若い人の考えは新鮮。商品のテイスティングでも意見をしっかり言ってくれて参考になった」と頼もしそう。飯塚准教授は「仕事は考えた通りに進むものではなく、色んな制約や泥臭いこともあると学んで欲しかった」と語っていた。
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>