「平塚ゆかりの作家 中勘助を知る会」(大藏律子会長)が2月12日(月)、講演会「『銀の匙』の作家中勘助の平塚時代」をひらつか市民活動センター(八重咲町)で開催する。
勘助は学生時代に夏目漱石に学び、自伝的小説『銀の匙』を発表。40歳で家族の療養のために平塚海岸近くに移住し、敷地150坪の土地に生涯唯一の家を建て、7年9カ月あまりの時間を過ごした。
現在、文学碑の建設を目指している同会=外面に関連記事=は、当時の生活を記した日記体随筆『しづかな流』で、勘助が昭和初期の市内風景を描写した詩をたどるマップ「中さんの散歩道」を作成。「海べの野をゆけば」「朝網」などの詩にある場所を紹介している。
講演会では、その散歩道を巡りながら詩を朗読するVTRを上映するほか、同会の飯尾紀彦事務局長が勘助の足跡や平塚での生活ぶりなどについて語る。
時間は午後2時〜3時30分で、入場無料。問い合わせは同会【電話】0463・31・4691。
|
<PR>
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>