市内長持の浄信寺で先月23〜25日、毎年恒例のつるし雛展が開催された。あじさい会が主催し、今年で12回目。繊細で色鮮やかなつるし雛を見ようと、連日多くの来場者でにぎわった。
花弁のパーツを幾重にも重ねて再現したバラのハンギングバスケット風の作品や、干支にちなんだ戌のお雛様などが今年の新作として並んだ。
江戸時代、高価なひな人形の代わりに庶民の風習として生まれたつるし雛。もともとは着物のはぎれで作られていたが、同会では生地の素材などにはこだわらず、自由な発想の作品が並ぶ。盛況ぶりに同会の冨塚フミ子会長は「また1年、素敵な作品を作りたい」と目を細めていた。
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