市内で活動する企業と市民活動団体が互いを知るきっかけをつくろうと、「交流ミーティング」が9日、ひらつか市民活動センターで初めて催され、8事業者と14団体が交流を深めた。
当日は、企業のCSRやソーシャルビジネスを支援するコネクティブ合同会社代表の鎌田淳氏を招き、企業とNPOが「ウィンウィン」な関係をつくるために必要なことについて事例を交えて講演した。
鎌田氏は社会の価値観が変化しつつあることに触れながら、「平塚市内には、社会の担い手である企業が約1万社と、社会課題に取り組むNPOが103団体いる。彼らが協働することで、新たなイノベーションを生み出すことができるはず」と語りかけた。
交流会では、各代表者が自らの活動内容やその課題について意見を交わし、アドバイスをし合っていた。余った食料を貧困家庭などに届けるフードバンクひらつかの大関めぐみさんは「企業がNPOに関心を持っていることが知れて印象が変わった」とコメント。平塚信用金庫の佐竹直城さんは「先進性のある市民団体から学ぶところは多い」と話していた。
主催した湘南NPOサポートセンターの坂田美保子代表は「今後もこうした機会をつくっていきたい」と意気込んでいた。
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