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Ｔ＆Ｍ講座 第23講 通学生と不登校生交流の相乗効果 個別指導塾・家庭教師Ｔ＆Ｍ
どんな境遇でも楽しく前へ
相対的な視点と課題解決の思考
不登校をする生徒の多くが、似た状況の子供ばかりを集めた特殊な環境に隔離されがちです。彼らに対して「暗い」「社会性が乏しい」「将来を考えていない」など一部の方は、負の偏見を抱かれている印象を受けます。
しかし実際の彼らは違います。当塾や当フリースクールを見学に来られた親御さんからは「どの子が不登校か全く分からない」と大変驚かれます。
なぜならここでは、不登校をする生徒も学校に通う生徒も、互いを「同じ学生」と考え▽学校レベル▽年齢▽性別▽環境を超えフラットに交流しているからです。交流を通して自分の環境を相対的に見つめ直す視点が生まれます。
「学校に通っている」「不登校」という区分は重要ではありません。重要なのは子供たち一人一人が自身のパーソナリティーを直視し、将来の職業選択へ向けて考え、行動することです。私はすべての生徒に、常にこの思考を求めます。その結果、毎年ほぼ全ての生徒がサポート校や低偏差値高校ではなく、普通の全日制高校へ進学していきます。
不登校を理由として生徒を隔離するのではなく、不登校をする子もしない子も交流をする事で、お互いに見えてくるものがあります。「将来を考え目標を策定しているか」「策定した目標に見合う行動をしているのか」「他人を思いやる行動が出来ているのか」。子供たちの自発的な課題解決の思考力を育むことこそ、成長につながるのではないでしょうか。
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