日本穀物検定協会が発表する米の食味ランキングで、2年連続最高ランクの「特A」評価を獲得した平塚生まれのブランド米「はるみ」の田植えが市内各所で始まった。
大島の水田で先月31日、農家から農作業を受託した湘南ライスセンター(株)の関係者らが田植え機を操ると、青々した苗が風に揺れていた。
はるみは、JA全農営農・技術センター(東八幡)がキヌヒカリとコシヒカリを交配して誕生。キヌヒカリの甘みとツヤ、コシヒカリのような粘りのある食感が持ち味だ。
2016年度米が食味ランキングで初めて「特A」を獲得すると、その翌年、キヌヒカリからはるみへ主要銘柄の切り替えが加速。JA湘南管内での集荷量は、16年度に164・6トンだったが、17年度には522トンに増加した。JA湘南では、18年度は米集荷量全体の8割にあたる700トンを見込んでいる。
同センターの磯村肇社長は「昨年は夏場が涼しく稲の成長が進み、収穫目前の台風で倒れてしまった。今年は肥料の与え方や量を調整して収穫量を増やしたい」と話した。
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