湘南ベルマーレは19日、ホームに元スペイン代表のイニエスタと元ドイツ代表ポドルスキを擁するヴィッセル神戸を迎え、0対2で敗れた。
「年俸30億円」とも言われる男を一目見ようと、1カ月前からチケットが完売。2000年以降の最高観衆数を記録した。
湘南の陣容は、先発を前節から4人代え、イニエスタとのマッチアップに齊藤未月、ポドルスキには坂圭祐と、10歳以上離れた選手をぶつけた。
序盤からボールを保持した湘南は前半8分、左サイドで受けて突破した高山薫の落としを野田隆之介が受け、威勢良くファーストシュートを放つも枠を捉えられず。20分にはこぼれ球を山根視来がミドルを打つが、神戸DFに阻まれた。
見せ場を作り続けた湘南だが37分、ポドルスキのパスを受けたイニエスタが、右足で針の穴を通すようなクロスを供給。そのまま崩され失点。“魔法使い”に一瞬の隙を突かれ、前半を終えた。
後半から流れを取り戻したい湘南は、アレン・ステバノヴィッチを投入。そのアレンが後半4分、山崎凌吾が切り開いたスペースでボールを受け、無人のゴールを狙ったが、神戸DFの必死のクリアに遭い得点には届かない。
後半31分に湘南は、左サイドをポドルスキに突破されシュート。こぼれ球を詰められ2失点目。
その後も湘南は山崎のポスト直撃弾などの惜しい場面を作り続け、計16本のシュートを神戸に浴びせたが、得点をすることはできなかった。これで湘南は3連敗、正念場を迎えている。
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