大野地区で生産されているサツマイモ「クリマサリ」の初出荷が今月27日、JA湘南大野支所で始まった。出荷前には生産者とJA職員が出荷規格を確認する目合わせ会を実施し、1861kgを出荷した。
クリマサリは名前の由来でもある「栗にも勝る」といわれるホクホクした食感とほんのりした甘さが特徴の品種。水はけの良い土壌の大野地区で1960年ごろから栽培が始まったが、工業団地が進出した影響で農地は減少。製菓会社へ出荷されていることもあり、消費者が目にする機会が少なく「幻の芋」とも言われている。
JA湘南甘藷部会の原田栄司部会長は「気温の影響で今年は大きく育った。天ぷらやみそ汁がおススメ」と話していた。出荷は10月中旬までの見込みで、JAあさつゆ広場で購入できる。
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