スキムボードの世界大会「ザ・ビック2018」が18日・19日にロサンゼルスで開かれ、高浜台在住の山下夏海さん(太洋中1年)が、アマチュア12歳〜14歳クラスで3位に入賞した。今後の活躍が世界からも期待されている。
小型の板に乗り、波打ち際の浅瀬を滑るスキムボードは、注目を集めている最新マリンスポーツ。各国の精鋭11人が出場した12歳〜14歳部門で世界大会に臨んだ山下さん。当日地形が崩れるなどアクシデントに見舞われながらも、小さな波に板を回転させるトリックなどで点数を稼いだが、惜しくも3位に留まった。「全力は出し切った。実力がある同年代からの刺激もあった」と晴れ晴れとした笑顔を浮かべた。
山下さんは父親の影響で幼稚園からスキムをはじめ、小学校低学年から国内各地の大会で上位に食い込み、頭角を現した。小学4年時に茨城大会で優勝して以来、ジュニア部門では国内でほぼ敵なしの活躍。将来性にほれ込んだ市内の専門店「スキムワン」(稲田考俊代表)や「ビクトリアスキムボード」(米国)などがスポンサーにつき、小学5年時には初めて世界大会に出場。9歳〜11歳部門で優勝を飾り、世界からも注目される選手のひとりになった。
海の近くに自宅があるため、始業前と放課後に海に入るのが日課。「波を見つけるスピードやどこで波を待つか、そこから勝負は始まっている」と練習も真剣そのものだ。
「来年は世界大会で優勝したい。将来は世界に通用するプロになりたい」と夢に向かって目を輝かせていた。山下さんは10月に湘南ひらつかビーチパークで開催される「全日本選手権大会」にも出場する。
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