老朽化が進んでいたリトアニアの旧日本領事館「杉原記念館」の修繕作業を昨年9月に行ったボランティア団体「塗魂インターナショナル」。そのメンバーとして参加した(有)相馬工業の相馬純代表取締役がこのほど、重枝豊英前駐リトアニア日本国特命全権大使から感謝状を受け取った。
杉原記念館は第2次世界大戦中にナチスから迫害されたユダヤ人を救った外交官、杉原千畝の功績を称える建造物。築80年が経過しており、相馬さんらは、現地で外壁塗装や雨漏りの修繕を行った。
先月31日には、任期を終えて帰国した重枝氏を囲んだ食事会を都内で開き、同氏から「観光客だけでなく、現地の人も目を向けてくれるようになった」と修繕後の様子も伝えられたという。相馬さんは「両親が起業したペンキ屋さんで歴史的建造物の修繕に携われたことは誇り」と話していた。
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