卓越した技術をもつ店を市と商工会議所が認定する「ひらつか匠の店」にこのほど、「株式会社中秋蒲鉾店」(紅谷町)が選出された。
同店は1923(大正12)年4月に創業。豊洲市場から仕入れたクロカワカジキやイトヨリダイなどを職人4人が仕込み、30種類以上のさつま揚げやつみれといった練り物を製造・販売している。
また、相模湾の定置網漁業で獲れた低利用魚を活用した商品開発にも取り組む点も評価された。
同店4代目の中村彰伸代表(36)は「選んでいただき光栄。あと5年で創業100年となるが、その先も愛される店を作りたい」と笑顔をみせ、「観光ツアーに店舗見学を組み込んで、匠の技を見てもらう機会も作っていきたい」とさらなる意欲をみせていた。
2014年に始まった同事業は、中小企業診断士らが審査し認定の可否を決定する。今回で15店舗目となる。
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