県議選は3月29日に告示され、平塚選挙区では立候補者が定数3と同数のため、現職の藤井深介氏(61)=公明党、森正明氏(57)=自由民主党、米村和彦氏(35)=立憲民主党、が無投票で事実上の当選を決めた(表記は届け出順)。
藤井氏は横浜市神奈川区で5期当選、引退する赤井和憲氏の後任として平塚に選挙区を移した。黒部丘の事務所で藤井氏は「現実の生活に根付いた政策をしっかりと進めていきたい。新しい平塚で、皆さまのご意見を伺いながら、今までの経験を活かしきっていきたい」と支援者を前に語った。
森氏は前任期中に県議会議長を務めるなど十分な実績をひっさげて臨むはずの選挙戦だった。29日夜、ホテルサンライフガーデンで開かれた報告会で「無投票は初経験。6度目のトップ当選を目指していたので残念です。平塚のポテンシャルをどう生かすか考えていきたい」と穏やかな表情で挨拶した。
米村氏は立憲民主の公認候補として2期目の再選を目指していた。「これまでの議員活動を評価していただき、まちの声を県政に反映させる機会がなくなり残念。災害対策や農業支援、子供の貧困に関してやっていきたい。今の30代、40代が政治に目を向ける働きをしていきたい」と取材に応じた。
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