荒井だるま屋(東八幡4の11の22)の店主・荒井星冠さん(63)が、新元号「令和」の文字をあしらった相州だるまを製作した。新元号に金粉をまぶした荒井さんは「令和の時代が光り輝く未来であるようにとの願いを込めた」と明かす。
荒井さんは1日、新元号の発表をテレビで観て「居ても立ってもいられず」すぐに令和を筆入れした。だるまのサイズは縁起が良いとされる末広がりの八号(高さ約25cm)を選択。試し書きは一切せず、一気に筆を走らせたという。「とても書きやすい元号だなと感じました。今は神棚に飾っています」と笑顔で話す。
同店の創業は慶応末期。6つ目の元号を迎える老舗の4代目として、新時代に馳せる思いは強い。「だるまという伝統文化を令和の時代にも脈々と残していきたい。まだまだ頑張ります」
同店では1号サイズ(高さ約3・5cm)の令和だるまを20個限定販売する。1個千円。「気持ちを込めて筆入れします。ぜひご家庭に飾っていただき、幸せあふれる新しい時代を祈念していただきたい」と荒井さん。
問い合わせは同店【電話】0463・21・6096(午前9時〜午後6時/不定休)へ。
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