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「良心」の旗 業界に挑んだ (有)リョウシンリフォームの平成回顧
四之宮の(有)リョウシンリフォームは平成9年に創業、大規模化・規格化の波が経済を席巻する時代、個性的なサービスの強みで対抗するベンチャー精神で成長を遂げてきた。
薄田大輔社長はバブル崩壊後の平成5年、住宅設備メーカーに転職すると、群を抜く営業成績が評価され、20代にして支店長まで昇格した。しかし、顧客満足よりも数字先行を求める社風が肌に合わず、独立を決めた。
営業先で顧客から家の修繕を相談されることが意外に多く、総合的なリフォームが提供できれば、もっと社会の役に立てると思ったのもきっかけ。
平成9年、知人の建設会社の事務所を間借りする形で個人事業主として起業。リフォームを一から学び、試行錯誤の連続だったが、顧客目線の真摯で熱い仕事ぶりが評価され、口コミや紹介で依頼は増えた。平成14年に会社を法人化、念願の事務所を四之宮に構えた。
「こんな不景気に創業するなんて、とも言われましたが、いい仕事はいつの時代でも社会に求められると気にしなかった」
早くに亡くした父が料理人で、旨いものには客が付くのを感覚的に知っていたのかもしれない。
社名は読むが如く「良心的なリフォーム」の理念が由来だ。リフォーム需要が伸びた時代で、悪徳商法の報道が目立つようになったのもこの頃だ。
実際にあり得ない価格を載せた誇大広告や、質を落とし手間も省いて利を稼ぐ工事など、業界の悪習を打破する気概を示した旗印でもある。
他社と相見積でも、品質と価格を落として受注に走るのではなく、自分自身の家でも使いたい良い建材を提案する。「安かろうで後悔させてはだめ。十年、二十年先の満足を買って欲しい」との思いからだ。そんな親身な提案が心に刺さった顧客は、今も二十年来のリピーターでいてくれる。
既にある建物の様々な場所に手を加えるリフォームはあまりにも複雑な仕事だ。数多の現場で得た知識はもちろん、長い年月で築いた約50人の職人ファミリー「良心会」は最大の強み。工事のたび当座で雇うのではなく、信頼する職人を固定して現場に投入できる。どんな現場でも自信をもって臨むことができるのだ。
「平成の時代はどの業界もチェーン店やFC展開、大型店化が進み、昭和の古き良き個人店が淘汰された。でも、小さな会社でも個性的な魅力を発揮すれば勝負できる」。店舗や事業拡大を目指すのではなく、令和も地域の顧客としっかりと向き合っていくつもりだ。
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