第33回日本硬式空手道国際選手権平塚大会が5日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館で開催され、市内の拳友会所属の陣田聡さん(34・土屋在住)、疋田怜さん(15・片岡在住)、笠原希帆さん(20・広川在住)が各部門で優勝した。主催は平塚硬式空手道協会。
陣田さんは一般有段(軽量)の部に出場。5人が出場した。突きを得意とする陣田さんはカウンター、ロングリーチの拳打が上手くかみ合い優勝。「普段の稽古が生きた。中学1年の娘との親子優勝が目標だったので、それもモチベーションになって優勝できました」と話した。
日本体育大学に通う笠原さんは、4月中旬に左手の中指を骨折しながら女子高校・一般の部に出場。準決勝で全日本選手権を3連覇した選手と対峙し、得意の蹴りで勝利。「自主練や体力作りに取り組み、基礎からやり直してきた。準決勝で差をつけて勝てたことが一番うれしい」と喜んだ。
男子高校の部で優勝した疋田さんだが、表情は曇っていた。「残り15秒で集中が切れてしまった」。手数を多くした結果、後半疲れが出て、上段蹴りをくらってしまった自分に不甲斐なさを感じた。平塚学園高ではバスケ部に所属し「空手もバスケも両立して、誰にも負けない強い選手になりたい」と活躍を誓った。
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