平塚市は8日、認可保育所に入れない待機児童数が4月1日時点で22人だったと発表した。前年同時点では34人だった。
市によると、0〜2歳児に特化した小規模保育施設2園が4月、四之宮と錦町に開所し、市内の認可保育所は44園、定員は3784人に増えた。
一方、4歳以下の転入超過数が2017年に241人、18年も118人と高水準で推移し、出産後に就労を希望する女性も増えていることなどから、入所希望者が多かった。
市は待機児童の解消を目指し、保育施設の整備と保育士の確保に取り組んでいきたい構え。
施設では、民営化した花水台保育園が園舎の建て替えを進め、8月の完成から定員を50人増やしていく見通し。また、市は民間保育施設の新設と増設、小規模保育施設の開設を働きかけ、来年4月までに定員増を図りたいとしている。
新採用保育士に最大12万円を支給する制度は2018年度に49人、市外から転入した保育士に最大100万円を貸し付ける制度は同3人の保育士が活用。市は19年度も両制度を継続し、人材確保に取り組む。
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