市内在学の中学生に企業や工場を見学してもらい、地元への関心を高めようと、湘南ベルマーレが9月30日、「湘南まなべるまーれ」を実施した。中学2年生9人が製造過程を目の当たりにし、従業員から仕事に対するこだわりや楽しさを学んだ。
湘南まなべるまーれは、若者の地元離れを背景に誕生した自己発見型ローカルキャリア教育プロジェクト。「平塚の”ものづくり”から学ぶ」をテーマに、2組に分かれて金子産業株式会社(東八幡)と横浜ゴム株式会社(追分)を訪問した。
液体や気体の出入りを調整するバルブ製造を手がける金子産業(株)では、5人が品質保証部を見学。同社の菊地恭平さん(28)が製品検査を披露し、「会社でのポジションは品質管理の守護神。不適合品は絶対に止める」と仕事に対する誇りを話し、高田匡嗣さん(27)は「俺流の仕事の楽しみ方」として、飾らない言葉を並べて職場仲間とのアフター5を挙げていた。
湘南ベルマーレは、他のホームタウンエリアでの実施も検討している。
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