運営会社が来年3月に撤退する茅ヶ崎ゴルフ場(茅ヶ崎市菱沼海岸/約20ha)について、神奈川県は9月25日、新たな事業者としてゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)を代表法人とするグループを優先交渉権者に選んだと発表した。
同グループは、ゴルフの情報サイトやレッスン事業を手掛けるGDO(東京都)、建設会社の亀井工業ホールディングス(茅ヶ崎市)、NPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブ(平塚市)の3者で構成。ゴルフパークやホテル、にぎわい交流・オフィスを複合的に展開し、新しいリゾートエリアを創造するとしている。
今後は、10月に土地所有者の県と茅ヶ崎協同株式会社、市、優先交渉権者で基本協定を締結。事業計画をまとめ、来年3月に土地の売買契約と賃貸借契約を結ぶ。GDO広報担当者は「住民説明会などで挙がった意見を反映しながら事業を進めていきたい」としている。
圏央道開通に伴い、北関東などから湘南・箱根方面への「玄関口」として茅ケ崎海岸ICの交通量が増えている中、茅ヶ崎市は同市柳島で道の駅整備も計画中。隣接する平塚市も海岸周辺の魅力アップを急いでいる。
|
<PR>
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>