平塚商業高校に通う生徒7人が23日、松風町で開かれた平塚商工会議所女性会(鳥山優子会長)の企画研修委員会セミナーに講師として招かれ、地域活性に向けた方策をプレゼンテーションした。
参加した生徒たちは、2年次からマーケティングの授業で地域課題の解決策などをテーマにプレゼンを重ね、全国のコンテストで入賞を重ねてきた「雄弁者」ぞろい。
この日は、実際にコンテストで入賞したプレゼンを5グループに分かれ、集まったおよそ50人の地元経済人を前に披露した。
今年8月に二宮町で行われた「県生徒商業研究発表大会」で最優秀賞に輝いたグループは「無人販売が地域経済を豊かにする」をテーマに発表。「無人販売でも代金は確実に回収され利益を生む」という仮説を立て、人手不足の解消や商店街のにぎわい創出につながる可能性に言及した。
プレゼンのために実際に同校で野菜の無人販売を実験的に行うと売上はすべて回収できたといい、質疑応答では「若者らしいその行動力にとても感動しました」など絶賛の声もあがっていた。
参加した内山さくらさん(3年)は「とても貴重な経験になりました」と笑顔で話し、女性会の鳥山会長は「産官学の連携によって地域活性に向けた取り組みが進んでいくきっかけになれば」とセミナーを振り返った。
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