平塚市は川崎競輪場を借り上げて、夜遅い時間帯に無観客でレースを行う「ミッドナイト競輪」を実施する。開催日は、12月18日から20日と来年1月19日から21日の計6日間で、市は約8億円の売り上げを見込んでいる。
ミッドナイト競輪は、午後9時から11時30分の間に7レースを実施する。車券投票は、一部前売りを除いて基本的にはインターネットで扱われる。無観客で実施するため、警備や清掃、車券の発券業務がないため、経費を抑えて高い収益性が見込める開催手法として、全国43競輪場のうち、借り上げを含めて36競輪場で導入が進んでいる。
平塚競輪場担当者によると、通常開催では警備や駅からの送迎バスなどで、1日平均1000万円以上の経費がかかると言い、「ミッドナイト競輪ではおよそ半分ぐらいの経費に収まるのでは」と見通しを話す。
市は開催に向け、現在会期中の市議会定例会に選手報償費や業務委託料として5億500万円の増額補正予算案を提出。落合克宏市長は11月27日の定例会見で、「競輪の魅力を発信し、事業を継続可能な形に持っていくためにミッドナイト競輪をやらせていただく方向になった。経費等を差し引いても収益になる」と説明した。
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