平塚商工会議所(常盤卓嗣会頭)が7日、新年賀詞交歓会をラスカホールで開催した。市内政財界の関係者ら約400人が出席、新春の訪れを祝った。
常盤会頭は挨拶で「少子高齢者化や人口減少、経営者の後継者不足、働き方改革による最低賃金の上昇など、中小零細企業を囲む環境は非常に厳しくなっている」と指摘。「地域の金を地域で回し地域経済を少しでも上昇させていくのが私たちの仕事だ」と述べた。
また「商工会議所が考える平塚のまちのビジョンを策定する会議を立ち上げ、1年をかけて検討する。湘南ベルマーレ専用グランドの問題やJR相模線の延伸等を含め議論していきたい」と抱負を語った。
落合克宏市長は「新産業創出事業として、2月末までに平塚新港に波力発電所が設置される。(発電所には)市内企業の技術や得意分野が生かされている。実証事業の成果が全国展開の礎となり、参加企業や本市産業の発展につながると期待している」と述べた。
また、東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーやリトアニア共和国の事前キャンプが市内で行われることに触れ「(リトアニア代表選手の)躍動がまちに活気を呼び込むことを期待し、レガシーとして文化・教育の幅広い分野で交流を広げていきたい」と挨拶していた。
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