平塚市は外国籍市民相談窓口で3日、タブレット端末による外国語の通訳対応をスタートさせた。テレビ通訳システムで13言語に対応する。
背景には外国籍市民の増加がある。2019年12月末の外国人数は、81カ国5235人で過去最多。1999年3月末から20年で約1200人増加しているという。
言語別では中国語1065人(20・3%)、タガログ語819人(15・6%)、ポルトガル語656人(12・5%)、ベトナム語585人(11・2%)、スペイン語435人(8・3%)。
これまで市役所の通訳対応は、通訳者によるスペイン語とポルトガル語の2言語のみだった。
外国人市民から寄せられる相談は保育園や税金、保険、年金などが多く、市担当者は「行政から正しい情報が伝えらえる」と新システムに期待を寄せる。
2月3日の利用者は1人。窓口が7階で利用にくいこともあり、現状は1日3件程度の利用を想定する。今年4月以降に窓口を1階に設置する計画もあるという。
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