今月末に閉園する平塚市立さくら幼稚園(中澤泰紀園長)の「お別れ開放日」が20日、同園で開かれた。大勢の卒園児と保護者、地域住民が集い、思い出の詰まった園舎や園庭との別れを惜しんだ。
会場には1955年の開園当時から2020年度までの沿革を記した歴史年表や、活動の様子を記録した映像やアルバムが披露され、来場者らは懐かしむように65年間の歴史を振り返った。
1997年度から4年間、園長を務めた島村和子さん(78)は、「自然が豊かで素晴らしい教育環境の幼稚園でした」と当時を振り返り、「春にはたくさんの桜が咲き、集めた落ち葉で園児とよく遊んだ」と思い出を語った。
同園は、今月10日の卒園式で10人の園児が卒園し、65年間で4761人が巣立った。中澤園長は「大勢にご来園いただき、皆さんの心の中に残っていることをあらためて認識いたしました」と話していた。
|
<PR>
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>