横田園芸=城所97=の畑内に絵本と農が融合した空間「きいろいおうちfarm」が24日に開園する。温室内にはバラや自然がテーマの絵本を150冊用意。無農薬・無肥料で育てた食用ばらが咲く中、ブックスペースを設置しエシカルローズジャムの販売等を行う。
同園を開いたのは横田敬一さん(54)と待ち読み絵本講師の内田早苗さん(45)。1年前に倫理法人会の講演をきっかけに知り合い、「育てる」というワードで意気投合。農業、子育てに共通するSDGsをテーマに加え、農業を通じて家族で絵本体験を深める場を開設した。内田さんは「絵本でSDGsにつながる多様性を伝えられる。野菜作りと同じで子育ても成長を待つ時間が大切と発信したい」と話す。出版業界から反響も届くといい、絵本の新しい販路として期待されている。
1年を通した収穫体験も実施。入場料は大人1000円、子ども300円。火曜・金曜・土曜の午前11時〜午後4時。新型コロナ対策で定員20人、温室は常時換気する。
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