下りホーム（3・4番線）エスカレーターの壁面（平塚市提供）
ＪＲ東海道本線平塚駅構内エスカレーターの壁面が６月29日、平塚出身のペインター、オノ・ルイーゼさん（30）がデザインした七夕飾りのイラストでラッピングされた。ルイーゼさんのデザインが見られるのは下りホーム（３・４番線）エスカレーターの壁面で、上りホーム（１・２番線）エスカレーター壁面には湘南平と海岸の写真によるラッピングが施されている。
ルイーゼさんは「アーティストとしてなかなかないチャンスと巡り合えました。平塚駅は地元に帰るたびに利用しています。とても光栄なこと」と声を弾ませる。
エスカレーターの壁面という立地から「水族館の水槽トンネル」に着想を得て、何度通っても新しい発見があるようにと花のディティールや吹き流しの色合いなど細部までこだわり描き込んだ。
イラストにはルイーゼさんが好きだというアルストロメリアのほか、花菜ガーデンなど市内で見られるクロッカスやガーベラ等の花が描かれている。ルイーゼさんは平塚の玄関を彩る七夕飾りに「お祭りに行く直前の、胸が高鳴る気持ちを感じてもらえればうれしい」と話していた。
原画を持つルイーゼさん（平塚市提供）
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