平塚競輪場は、7月17日から19日まで行った「FII湘南クリーンサイクル杯」で、5カ月ぶりに観客を入れた。3日間で27レースを実施し、計6462人が来場した。
同競輪場は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月は無観客でレースを実施、緊急事態宣言中の4〜5月は中止とした。中止されたレースの中には、50億円の売り上げを見込んでいた「開設70周年記念湘南ダービー」もあった。
観客を入れるにあたり、入場者にマスク着用と検温、消毒を義務付け、37・5度以上は入場禁止とした。間隔を空けて座ってもらおうと、客席に目印を張るなど感染予防策も取った。
再開初日となった17日は、開門30分前から来場が間隔を空けて並び始め、雨天の中1075人が来場。市内から訪れた60代男性は、「この日をずっと待ってた。間近で見るレースは迫力が違う」と笑顔を見せた。
同競輪では今年12月にグランプリレースの開催が控え、関係者は「今回を教訓に電話やネット投票などの普及にも力を入れたい」と話した。
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