平塚市役所別館にある収集業務課前の通路の壁に、同課職員に寄せられたメッセージが掲示されている。ごみの収集という、新型コロナウイルスに感染するリスクが高い作業員に対し、市民が手紙やイラストを通じて感謝の気持ちを形にした。
神奈川県などで緊急事態宣言が発令された4月から6月にかけて、計154通のメッセージが寄せられた。「いつも収集ありがとうございます」などと感謝をつづった手紙や、子どもが描いたとみられる「ごみ収集車」のイラスト入りの手紙もあったという。
手紙類は集積場に出されたごみ袋やごみにかぶせられた網に直接貼られたケースが大半で、中にはごみの回収に合わせて作業員に直接手渡されたケースも。
収集業務課によると、手紙類は今後もしばらくは壁に掲示したままにする。収集・分別推進担当の山田和紀担当長は「手紙を目にするたびに職員が『頑張ろう』という気持ちになる」と感謝し、「これからもしっかりと業務に励みたい」と話していた。
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