JA湘南は10月27日から30日にかけて、平塚営農経済センター集荷場で小学生がバケツで育てた稲の精米作業を行った。
同JAでは次代を担う子どもたちに農業の理解を深めようと、稲作体験を通じた食農教育に取り組んでいる。管内2市2町(平塚・伊勢原・大磯・二宮)の小学校43校に種もみや肥料、育て方マニュアルをセットにした「バケツ稲セット」を配布している。
精米は学校で児童が稲刈りと脱穀までを行い、JA職員が作業を希望した各校のもみを、精米(玄米)、もみ殻、ぬかに分けて返却した。
28日には、花水小学校の石川岳教諭が5年生児童170人が収穫した5kg前後のもみを持参。JA職員の説明や解説を加えながら、もみすりを経て白米になるまでをタブレットで撮影し、動画に収めた。
同校では総合的な学習の時間を稲作に充て、6月からバケツ稲づくりをスタート。児童が発芽ささせて育てた苗を植え、収穫までを体験した。石川教諭は「実際に体験することで、児童の記憶に残る授業ができたと思う」と話していた。
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