記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 3月11日0:00更新
■10年前のあの日、小田原でタウン号を走らせていた。街には大津波警報が鳴り響いた。紙面発行の可否が問われる緊迫した状況だった。統一地方選の特集を組んでいた。その年に当選した議員も10年目だ。防災に限らず、この10年を振り返る契機にしたい。 (山)
■当時、市内平塚にあった3階建ての事務所から慌てて屋外に避難したのを覚えている。頭の整理ができない中、まちを飲み込む津波のテレビ映像は現実のこととは思えなかった。あれから10年。編集室内で有事を想定し防災意識を高めるきっかけにしたい。 (熊)
■「震災から丸10年の時は何か特集をやろう」と漠然と考えていました。その日をコロナ禍で迎えるとは夢にも思いませんでした。備えあれば憂いなしと言いますが、何に備えればいいか、想像の上を行く世界に生きる私たち。手を取り合いましょう。 (淳)
■数年前から避難袋を2つ、自宅とタウン号に置いています。好きな歌手のライブタオルを詰めて、クジラのぬいぐるみのキーホルダーをつけて、「もしも」の時の自分を励ます気持ちで準備しています。これは心の備えでもあるのだと思ったのでした。 (おざわ)
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