![数田俊樹氏/1982年6月生まれ38歳。第55代平塚市議会議長。2011年の市議選で初当選し、現在3期目。前回19年の選挙では5,460票を獲得してトップ当選している。20年は平塚青年会議所の理事長を務めた。御殿在住。](https://www.townnews.co.jp/0605/assets_c/2021/06/a001052603_02-thumb-autox329-693236..jpg)
平塚市議会の5月18日の臨時会で議長改選があり、数田俊樹氏が第55代議長に選出された。38歳の議長は平塚市議会では歴代最年少。第6代(1947年4月〜48年9月)議長・原田道成氏の47歳を大幅に更新した。若き議会のかじ取り役に話を聞いた。(聞き手/タウンニュース平塚編集室・山田洋平)=5月26日・議長室
市民の為にかじ取り
――まずは議長に選出された感想からお聞かせください。
「率直に喜びよりも、コロナ禍で選出されたこともあり、身が引き締まる思いです。議会の動きが遅ければ市民サービスに影響が出てしまう。全力で職務を全うしたい。
二元代表制において、議員は市民の代表、そして議長は議員の長。行政部局、議会のどちらかに偏ることなく、市民の為のかじ取りが重要だと思っています。コロナ禍でスピード感ある判断が求められる場面もあると思いますが、『市民にとってどうなのか』を心がけます」
次代へのバトン
――平塚市議会で最年少の議長ですが、その点について感じることはありますか。
「平塚市議会で30代の議長は初めてです。しっかり仕事して『30代でも議長ができる』ということを示して、次の世代にバトンを渡したい。議員全員が私の年上です。市民のためにスムーズに議会がまわるよう働きかけていきます。大変だと思いますが、選挙で票を投じていただいた方々を裏切るわけにはいきません。臆することなく、期待にお応えできるよう力強く働く決意です」
地元に恩返し
――議長としての抱負は。
「これまで同様に現場主義を大切にしていきたいですね。自らの足で現場に行き、自分の目で見て、声を聞いて、議会での議論が市民感覚とかみ合っているか確かめながら。28歳で初当選して10年、育ててもらった地域への恩返しという想いは変わりません。防災やDX (デジタルトランスフォーメーション)の取り組みにも注力していきたいです」
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平塚市ゴルフ協会平塚市民ゴルフ大会やジュニア大会の開催などゴルフ普及事業に取り組んでいます |
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