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東海大学開発チーム 感染情報をWebで公開 市区町村単位で見える化

社会

掲載号:2021年8月5日号

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 新型コロナウイルスの新規感染者数などの関連情報を、市区町村単位でまとめたウェブサイトが公開されている。東海大学の教員や大学院生らのチームがこのほど開発したもので、開発者は「関心のある地域の情報を細かく見ることができるので、生活の中で役立てて頂ければ」と話す。

 ウェブサイトは「リアルタイムな地域への感染症関連情報の提供サイト」(http://covid-map.bmi-tokai.jp/)で、記事中の二次元コードからも見ることができる。東海大学の医学部(伊勢原キャンパス)と理学部(湘南キャンパス)の教員、大学院生、奨励研究員の4人が手がけ、医学部基礎医学系分子生命科学の今西規教授が代表を務める。同大学連合後援会研究助成金の「地域」をキーワードとする研究として、プロジェクトを立ち上げた。

毎日夜にデータ更新

 サイトは、同大学のキャンパスがある神奈川県、東京都、熊本県、北海道、静岡県の感染情報を自治体単位で表示。トップページでは、最新の人口10万人あたりの新規感染者数(7日間累計)の一覧を出している。

 それぞれのページでは、新規感染者数や人口10万にあたりの感染者数を日付を選択しながら確認することができる。また、神奈川県と東京都のページでは、直近1カ月の感染者の推移も見ることができる。

 神奈川県のページは、県や政令市のサイトから感染者に関する情報を収集。自治体によって発表資料の更新時間が異なるため、毎日午後6時から8時の間に30分間隔で最新のデータに更新している。開発メンバーの1人、大学院理学研究科2年の棚橋真弓さんは「県のオープンデータは保健所単位での公表で、市区町村ごとのデータがなく、作成するのが大変だった」と話す。当初は手作業だった情報収集も、現在はプログラムを組んで自動化しているという。

 統計情報の可視化を専門とする理学部数学科の山本義郎教授は「統計情報は活用されなければ意味がない。コロナに関する公共情報を収集し、提供しているので必要とする方に届けば」と期待を寄せる。また、「感染が拡大している地域への外出を控えるなど、指標として役立ててほしい」と話す。
 

サイトにアクセスするための二次元コード
サイトにアクセスするための二次元コード

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