テロ災害を想定した鉄道災害対応訓練が10月26日、JR東海道線平塚駅電留線内で実施された。東日本旅客鉄道株式会社平塚駅や平塚保線技術センター、日本貨物鉄道株式会社相模貨物駅、市消防本部・消防署の約100人が参加した。
鉄道災害を想定した訓練は今年で17回目。「踏切から軌道内に侵入してきたトラックと走行列車との事故で発生した火災テロ」を想定し、鉄道機関の初期対応と消防機関の災害対応を本番さながらの緊迫感で訓練した。
トラックと接触した列車の乗客として、平塚盲学校の生徒も参加。救助にあたった消防隊員は、「今から安全なところに移動します」と声をかけながら要救助者を担架に乗せると、無事に車両の外へと避難させた。
蓮見康二平塚駅長は、「躊躇してしまったところ、マニュアル通りでなかったところを思い返してほしい」と参加者に呼びかけた。山崎伸一消防長は「不慮の事態に備える体制の強化に努めて、連携強化を図っていきたい」と話していた。
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>