敬老の日にあわせ、市内最高齢の男性に話を聞いた。山田軍次さん104歳。ミモザ湘南平塚ライラック苑(東真土)に入所している。
山田さんは1918(大正7)年2月20日、平塚市須賀(現・札場町)生まれ。(株)東芝に40年以上勤務し、プレス加工や板金などに汗を流した。長男・周さん(71)によると「温厚で物静かな父」。
山田さんは98歳まで、毎日自転車で買い物に出かけていたそう。これが長寿の秘訣なのか、同施設職員によると「歩いてトイレに行くことも、1人で食事をとることもできる」という。
また入所以前は、日曜大工や釣りが趣味で、釣った魚はさばいて食べることもあったとか。「好き嫌いはない」と穏やかな口調の山田さん。
同施設ではいつも決まった席に座り、1人で過ごす時間が多い。最後にこれからやりたいことを尋ねると、「もっと長生きしたい」と笑顔を見せた。
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