平塚商工会議所の新年賀詞交歓会が、1月12日にホテルサンライフガーデンで行われ、会員事業所の関係者や地元選出の県会議員などが出席した。
あいさつに立った常盤卓嗣会頭は、「新型コロナウイルスの流行やロシアのウクライナ侵攻、世界的なインフレなど予測困難な厳しい状態が続く。地域経済においても物価上昇や円安が大きな影響を及ぼし、地域を支える地元経営者としては厳しい状況に置かれている」と述べ、「今年は『まちを元気にする平塚商工会議所』というテーマで活動していく。都市間競争に打ち勝てるよう、湘南の中核都市としての魅力アップを図りたい」と抱負を語った。
長引く新型コロナの影響が市内事業所にも影響を及ぼす中、同会議所では東海大学の協力による新型コロナワクチンの企業接種や、クラウドファンディングを活用した地元飲食店支援、給付金や補助金の申請サポートなどの支援を推進してきたという。常盤会頭は「これらの活動が会員企業の増加につながっている」とし、コロナ禍での会議所運営に手応えをにじませた。
平塚駅前再開発に向けては、「平塚には駅が1つしかなく、駅周辺の再開発は喫緊の課題」と話し、平塚市に対して協働を呼び掛けた。湘南ベルマーレや地元経済界などから声が上がる専用スタジアムの建設についても触れ、「湘南ベルマーレは市の知名度アップや経済効果などについて重要な位置を占める。会議所としても積極的に支援していきたい」と前向きな姿勢を見せた。
同会議所では今年度、駅前再開発やサッカースタジアム建設など6つの委員会を立ち上げ、各課題の調査研究に取り組んでいくという。
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