ひらつか子ども・子育て支援ネットワーク主催の「子育て交流会」が2月25日、平塚市保健センターで開かれ、子どもを含む80人が参加した。
子育てにおける悩みやストレスの軽減のために開催された同交流会。小児心療内科「きりんカームクリニック」の尾崎裕彦院長が講師を務め、「子どもの心と体」について講演したのち、グループトークで子育てについての不安や日々の疑問を話し合った。
講演で尾崎院長は「自分も幸せにならないと子育ては上手くいかない。孤立せず、周囲の人とのつながりを大切にしてほしい」と強調。グループトークでは参加者の相談に対して、「祖父母との関わり方では、一度感謝してから自分の考えを伝える」「子どもに薬を塗りたい時は、自分にまず塗って見せると抵抗感が少なくなる」など、子育ての実践的なコツを伝えていった。
同ネットワークの大野文さんは「コロナ禍の疲弊に物価高騰なども加わり、子育て世代のストレスはとても大きい。最初は暗い顔をしていた参加者も帰る時には表情が和らいでいたので開催できて良かった」と話し、「今度はより家族で参加しやすいよう、遊び主体のイベントも企画したい」と展望を語った。
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>