市内も避難者受入れ いわき市の知的障害者ら34人
11日に発生した東日本大震災による被災者の受入れが市内でも動きをみせている。
徳延の障害児者支援事務所「特定非営利活動法人よろずやたきの会」(長谷山直行代表理事)では、福島県いわき市の社会福祉法人「いわき福音協会」(本多隆光所長)を利用している知的障害者ら34人を、24日に受入れた。
「日本グループホーム学会」(山田優会長)が窓口となり、避難の受入れを呼びかけていたところ「助けになれれば」と同会が応じた。
当日は、被災者の長期間にわたる避難所生活と移動時間を考慮し、受け入れに関するセレモニーなどは行わずできるだけ静かな環境を提供することを優先したという。
受入れ期間は2ヵ月を予定している。なお、応援物資などの受け入れは実際に生活したうえで必要なものを判断するため、同会(【電話】0463・74・4336)まで問い合わせを。*現場支援が最優先のため現地まで届けることが基本となる。
■総合体育館でも受入れ
また、一時避難の受入れ施設として平塚総合体育館第2体育室が開設された。約200人が収容可能で受入れ期間は4月30日(土)まで。環境としてトイレ、シャワー、ストーブが利用できる。毛布は支給されるが食事は各自で対応する。28日現在、受入れをしている被災者はなし。問い合わせは市防災危機管理課防災担当【電話】0463(21)9734。
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