今月17日、崇善小学校6年1組の理科の授業で、大蔵律子前市長から寄付された52インチ大型液晶TV・ブルーレイプレーヤー・TVスタンド一式がお披露目された。
これらは大蔵前市長が、退任後、平塚市に寄付した1481万4917円のうち、約585万9千円を使い購入した。崇善小はその第1号で、市内43の小中学校に順次設置される。
大蔵前市長は選挙公約に掲げた市長給与50%削減案が議会で否決された後、給与の50%相当を2年間自らストック。理科教育推進のための備品整備費として、引退後に寄付していた。
鹿児島大学文理学部出身で理系の前市長は、「日本は科学技術の発展で栄えた国。理科を好きになって、その基礎をしっかり学んで欲しい」と挨拶。児童代表で川崎雪音さん(小6)が「私も将来、平塚の子どもたちの役に立てるような人になりたい」と感謝すると、「とても嬉しい。これをきっかけにプラスの連鎖が広がれば」と話した。
残金について市は「再度話し合い、用途を決めていく」としている。
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>