浜岳中柔道部 県大会で優勝2人
第46回神奈川県中学校総合体育大会(7月28、29日/川崎市とどろきアリーナ)で、浜岳中の柔道部が健闘した。女子個人の部で2人が優勝、男子個人の部で1人が準優勝。団体の部では女子が準優勝し、男子は3位だった。
今回優勝したのは、五十嵐真子さん(3年・48kg級)と五十嵐莉子さん(1年・44kg級)。2人は姉妹で、団体の部にも出場し、個人・団体両方で全国大会への切符を手にした。準優勝の熊野暢彦君(3年・66kg級)も、全国大会に出場する。
女子団体では、五十嵐さん姉妹と児玉天海さん(2年・57kg級)、渡邉聖子さん(1年・52kg級)が出場した。決勝戦では、昨年同じく決勝で敗れた相原中を相手に惜しくも勝利はならなかったが、70kg超級を擁した初戦の武山中相手に、最高で57kg級の浜岳中勢が豪快に投げ飛ばして勝利するなど、強さを見せつけた。大将を務めた児玉さんは、「真子先輩が最後の大会なので、全国大会に連れて行きたいという気持ちで頑張った」といい、言葉が現実のものとなった。
熊野君は、「今回できなかった分、全国大会では優勝したい」と意気込みを語った。平塚柔道協会の奥山晴治会長は、「皆、心構えが違う。5人とも、最初から全国のトップに立ちたいと思って、今回の大会に臨んでいた」と話す。
同部は、同協会の真田州二郎理事、金井一超(いっちょう)理事が全面バックアップを務め、顧問の先生とともに指導に当たっている。真田理事は約10年間、顧問としても指導を続けており、五十嵐真子さんは、「真田先生がずっと指導してくれて、ここまで来られた。新しい顧問の先生もすごく熱心。そういう先生達がいて成り立っているんです」と話した。全国大会は、同会場で8月21から24日まで開催される。
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