市内在住の囲碁棋士、金沢真三段(20)が9日、東京都の日本棋院本院で開かれた新人王戦(しんぶん赤旗・日本棋院・関西棋院主催)の決勝を制し、第37期新人王の座を勝ち取った。12日、落合克宏市長に報告した。
新人王戦は、25歳・六段以下の若手32人が出場する囲碁界の登竜門。金沢三段はトーナメントで決勝まで進み、対戦相手の富士田明彦三段に3番勝負の初戦で白星を献上したが、残り2番を連取して2勝1敗で勝利した。
金沢三段は、なでしこ小学校、浜岳中学校出身。「囲碁一家に生まれ、気がついたら(打ち方を)知っていた」と話す。小学6年で全国少年少女囲碁大会で優勝し、中学生でプロ転向。昨年は日本棋院棋道賞の連勝記録賞を受賞した。
落合市長は「囲碁まつり(7日)の1000面打ちに来てくれて、(新人王になる)自信があると言っていた。言って出来たから大したもの」と感心していた。
同行した日本棋院前常務理事の高野英樹七段は「日本でも期待の一人。何年かのうちにタイトルを取れるはず」と話す。金沢三段は「世界戦で活躍するのを目指して頑張っていきたい」と目標を語っていた。
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