自動車整備の技に驚き 松延小 技能五輪メダリストが講座
武田さん（右）に教えてもらいながら作業を体験する児童
松延小で22日、日産自動車株式会社の社員を招き、出張キャリア講座が行われた。２０１１年にロンドンで開催された「第41回技能五輪国際大会」で金メダルを獲得した武田将大さんが、同社の自動車「マーチ」のエンジンを解体し、組み立てる作業を実演。目を見張る素早い動きに、児童からは「すごい」「かっこいい」と感嘆の声があがった。また、同社の渡邊和義さんが作業の工程を分かりやすく説明し、自動車ができるまでの講義も行われた。
最後は、児童らが実際にＴ型レンチを使用してねじを締める工程を体験。児童は「難しかった。最初は固い感触だったけれど、回していくうちに柔らかくなった」と、感想を話していた。
この講座は、子ども達にものづくりの関心を高めてもらおうと、神奈川県が実施。県内各地の小中高校に企業のスペシャリストが出向き、行われている。
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