校内彩るステンドグラス 崇善小6年生が卒業制作
小学校を卒業する前に、形に残る思い出を作りたい―。崇善小学校(飯田しづ子校長)の6年生117人が今月、校内会議室の窓を華やかに彩るステンドグラスアートを手作りで完成させた。
完成したステンドグラスは、横80cm、縦30cmほどのガラスパネル8枚分で、来客者にも見てもらおうと校内1階にある会議室の窓横いっぱいに広がるように設置されている。
音楽に力を入れている同校の特色にちなみ、モチーフとなったのは「校歌」。校歌のメロディを刻む音符や五線譜を描いた。海や山のイラストも随所に散りばめられ、湘南らしさも加わった作品に仕上がっている。
PTA主催の学年活動として行われた取り組みで、児童の保護者でありステンドグラス作家の西山栄子さんが、デザインと制作指導にあたった。
児童らは、西山さんが事前に手切りしたカラフルなガラスの破片を、はんだごてを使って一つひとつ繋ぎ合わせ、葉書サイズのピースを作った。その後、出来上がったそれぞれのピースを出席番号順に16枚並べ、1枚のパネルを完成させた。パネル8枚で、絵柄のついたステンドグラスアートとなる。
飯田しづ子校長は、「みんなで一つのものを作り上げる喜びや達成感が、将来何かに取り組むことへの意欲につながってくれたら嬉しい」と、話していた。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>