自転車は車道へ 市内初のブルーライン表示
平塚駅西口へのアクセスラインである公園通りの路面に、15日から自転車の車道走行を推進するブルーラインと自転車マークが表示された。自転車は車道の左側を矢印に沿って走行する。区間は南町通東浅間線の東海道本通り線から駅花水線までの車道左側約200m。
この表示は自転車専用ではなく車道上にあり、自転車の走行位置を示し、自動車に注意喚起するために引かれている。2012年に国が策定した自転車走行環境に関するガイドラインに沿っており、幅は30cm。
市の自転車利用割合は18・5%(1998年調べ)と県で2番目。起伏が少なく温暖、駅圏域が広いといった理由から通勤、通学、買い物などの重要な交通手段となっている。反面事故も多く、2012年度の自転車関連事故は405件と、市内総事故件数の約4分の1。出合い頭の衝突事故が大半を占める。
今回は駅西口に駐輪場が整備され、送迎などで歩行者・自転車・自動車が錯綜する場所ということからこのエリアが選ばれた。市は今後も、県、国、警察、学校、関連団体などと組織する自転車走行環境向上推進研究会で話し合い、駅から約3Km圏域を中心に整備計画を立てていく意向だ。
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