健康長寿へスポーツ活用 推進計画を策定
市民だれもが生涯を通じてスポーツを楽しみ、健康で長生きすることを目指し、平塚市はスポーツ推進計画を策定した。子どもから高齢者まで障害のある人も含め、それぞれの年齢や体力、興味などに応じてスポーツに取り組む機会と環境を充実させる。市民とスポーツ関係団体、プロチームやトップレベルの運動選手、大学、行政などによる連携・協働も図り、スポーツが盛んなまちづくりを進める。
同計画では、生涯スポーツと地域スポーツ、トップスポーツの推進、スポーツを楽しむ環境づくりの4つを基本目標に設定。総合型地域スポーツクラブの育成と支援、新しいスポーツやレクリエーションの普及、地元からのトップアスリート輩出などに取り組む。
また、スポーツをするだけではなく、観る・支えるといった視点から、市民とトップ選手が直にふれあう機会を増やしたり、指導者やスポーツ大会のボランティアを発掘・育成したりすることなども展開していく。
計画期間は2014年度から23年度までの10年間。
スポーツ推進計画は2012年6月の審議会を皮切りに市民アンケートと策定ワーキング会議、意見交換会を経てまとめられた。昨年秋、計画案に対する意見募集(パブリックコメント)を実施。ShonanBMWスタジアム平塚のバリアフリー化を求めるものなど11件の意見が寄せられた。 3月30日(日)に元テニス選手の杉山愛さんと五輪マラソンメダリスト有森裕子さんを講師に招き、総合公園でスポーツ教室が開催される。市スポーツ課では「このイベントを弾みとして新年度から始まる推進計画のもと市内のスポーツ振興を図っていきたい」と話す。
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