子どもの養育相談に応じる神奈川県の窓口、平塚児童相談所が1日、市内中原に開所した。平塚児童相談所は、秦野市と伊勢原市、大磯町、二宮町を含む3市2町を所管する。施設は一時保護所の機能も兼ね、児童の居室も備えている。
児童相談所には児童福祉司や児童相談員、児童心理司が勤務。18歳未満の子どもの非行や不登校、性格などの相談に応じ、近年増加傾向にある児童虐待の通告も受け付ける。一時保護所には児童指導員と保育士が常駐し、25人を上限に保護が必要になった子どもの一時入居を受け入れる。
児童相談所は県内5施設あったが、そのうち一つを構えていた相模原市が政令指定都市になったため、同市の相談所を閉鎖。平塚市内の中原上宿教職員公舎跡地に新設し、県内5カ所体制を維持、それぞれの所管区域を見直した。
建物は鉄筋コンクリート造2階建で、延床面積1835平方メートル。来所相談や心理検査などに応じる面接室や心理検査室、学齢児男子寮と女子寮、幼児寮を整備した。工事費は総額6億6867万円。
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