ベルマーレ 新ヒーロー 吉濱が躍動 2得点で連勝を14にのばす
多彩な攻撃陣を揃え、勝ち点19で10位につけるアビスパ福岡をホームに迎えた第14節。試合開始から主導権を握りながらも、いまだ均衡を破ることができないまま迎えた後半38分。大槻に代わって今季初出場を果たした吉濱が、クラブに貴重な勝利をもたらす大仕事をやってのけた。
幾度も決定的なチャンスを演出しながらも、相手GKの好セーブもあってゴールが遠い状況が続くもどかしい展開。残り10分を切り、おそらく開幕連勝記録がここで途絶えることを覚悟したサポーターやファンも少なからずいたのではないだろうか。
だが、「早く出して欲しいとワクワクしていた」と試合後に語ったその言葉どおり、激しいポジション争いを勝ち抜いてピッチに立った吉濱にプレッシャーは感じない。むしろ、その姿は待ちに待った休み時間に校庭に飛び出してボールを蹴る少年のようだった。
そして、そのわずか3分後。クロスから永木が落としたボールを、ゴール前で反転して蹴りこみスタジアムは歓喜に揺れる。さらに、その後も2点目を奪い、これでJ2記録に並ぶ14連勝を記録した。
次節は2連勝中の愛媛FCとアウェイ戦を行い、5月31日(土)、ホームで東京ヴェルディを迎え撃つ(午後4時キックオフ)。
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