まつりの感動広く国内外へ
臼井祐子さん
大学4年の今年が最後のチャンスと思い、湘南ひらつか織り姫に応募。「いつかあなたが織り姫になってほしい」という母の願いを叶えた。「織り姫は大きな期待を寄せられている存在。1年間、自覚を持って平塚の魅力のPRに努めたい」と意欲を語る。
二宮町在住の22歳。七夕まつりは子どもの頃から毎年、家族と一緒に見物に訪れた。豪華な竹飾りや目移りする屋台、キラキラ耀く夜の街に心躍った思い出がよみがえる。平塚の印象について「海と山があり、和やかな雰囲気。市民の方たちの地元愛が伝わってくる」と話す。
大学で国際経済学を専攻。留学経験があり、海外の文化にも関心が高い。「新しいものや知らないことに触れたい。外国の方にも平塚の七夕を紹介できれば」と大きな瞳を一層輝かせる。
力合わせて作る喜びを
渡辺杏理さん
今年4月、平塚市民になった。
「自然に囲まれた、住みやすいまち。都内の勤め先から平塚に帰ってくるとホッとする。地場野菜が美味しい」と微笑む。自ら感じた平塚の素晴らしさを発したいと平塚のPR役に臨む。
織り姫として最初の公務は七夕まつりの協賛企業などへのあいさつ。丸1日かけて市内を回った。「七夕まつりも織り姫も沢山の方々に支えられていることを実感した。一緒に盛り上げていこうという意気込みに応えなければ」と真摯な姿勢。
テニスが趣味。向上心あふれる30歳はスクールに通って腕を磨く。休日は海までジョギングを楽しむこともあるそう。小中学生時代ヨーロッパで過ごした経験をいかし、「平塚の七夕を通して日本文化を海外にも伝えられたら」と抱負を語る。
生まれ育った平塚へ恩返し
佐藤有沙さん
織り姫に応募した動機は「このまちと地域のみなさんに育ててもらった恩返しをしたかったから」。平塚の顔として活動を開始するワクワクした気持ちと同時にプレッシャーもあると、強い責任感をのぞかせる。
学生時代はバドミントン部やダンスサークルに所属。一人旅に出掛け、なかでも沖縄を気に入り、たびたび訪れた。「じっとしていられない性質」と語る活動的な22歳。出会った人とすぐに仲良くなれるのが特技だそう。介護士として市内で働く。
平塚のよさを「田んぼがあって都会にも近い。散歩ですれ違う人が気さくにあいさつを交わす、人々の温かさ」と語る。姉二人は元織り姫。「みなさんと一緒に七夕まつりを作り上げていきたい」。三姉妹の3番目の織り姫がまたたく時がきた。
七夕まつり(7月4日〜6日)で3人の織り姫が正式デビューする。初日の七夕おどり千人パレードや4年ぶり復活のオープンカーでのお披露目などに登場。
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>